最初に結論:点滅は「お知らせ」または「異常の検知」を示すサインです。型番を確認→点滅パターンを記録→安全チェック→再起動の順で切り分け、意味の確定は必ず公式資料で行います。異臭・発煙・ブレーカー落ちは運転を停止して相談してください。
ランプ点滅の基礎知識
- 意味は機種ごとに異なる:同じ「タイマー点滅」でも年式やシリーズで意味が違います。
- 点滅パターンは情報:回数・速さ・同時点灯/交互点滅などがヒントになります。
- 正常動作の点滅もある:霜取り中(暖房)やフィルター清掃お知らせ等。
点滅パターンの読み取り方(3ステップ)
- 型番を控える(室内機・リモコンのラベル)。
- 点滅の様子を記録:回数・周期・組み合わせを動画/メモで。
例:「タイマー3回→停止→3回…」「運転とタイマーが交互」 - 公式資料で照合:取説/メーカーFAQの「ランプ点滅の意味」「自己診断コード」を参照。
まずできる安全チェック(順番に)
- フィルター/受光部を清掃:乾いた柔らかい布で。水分や薬剤は不可。
- 通気を確保:室内/室外機の吸排気を塞がない(前後左右・上部のスペース)。
- 再起動:停止→主電源オフ→5分待機→オン(コンプレッサー保護)。
- 応急運転で挙動確認:本体ボタンで動くか確認(動けばリモコン側の可能性)。
よくある点滅シーン(目安)
見え方の例 | 考えられる方向性(目安) | 次の一手 |
---|---|---|
暖房時に一定周期で点滅→消灯を繰り返す | 霜取り運転など正常動作の可能性 | 5〜10分様子見。室外機の通気確保 |
フィルターランプのみ点灯/点滅 | フィルター清掃の通知 | 清掃→リセット手順を取説で確認 |
タイマーが連続で高速点滅 | エラーコード通知の一種 | 回数/組合せを記録→公式表で照合 |
運転とタイマーが交互点滅 | 保護動作/制御エラーの可能性 | 再起動→改善なければ相談 |
※上表は目安であり、最終判断は取扱説明書・メーカー公式情報で行ってください。
メーカー別の詳細(個別ガイド)
依頼の目安
- 異臭・発煙・ブレーカーが落ちる/金属音など危険兆候がある
- 再起動・清掃・通気確保をしても点滅が継続し、運転できない
- 取説のリセットや簡易対処を行っても短時間で再発する
→ 自己分解はせず、点滅の様子と型番、実施した対処内容を伝えて相談してください。
連携記事
相談前のメモ(コピペ用)
- 型番:
- 点滅の様子:例)タイマー3回→停止→3回… / 交互点滅 等
- いつから/どのモードで発生:
- 実施した対処:清掃/通気確保/再起動(5分待機)/応急運転の結果
- 設置環境:室外機の周囲スペース・カバー有無 等
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