受光部の場所と掃除方法

安全上の注意 異臭・発煙・焦げ臭・ブレーカーが落ちる等の症状がある場合は運転を停止し、分解や改造は行わず専門業者へ相談してください。高所や不安定な足場での作業は避けてください。

最初に結論:受光部は室内機の前面パネル付近(表示ランプの近く)にあることが多く、ホコリ付着・遮蔽物・強い光で反応が鈍ることがあります。場所の特定→表面清掃→周囲の遮りを除去の順で対処しましょう。分解は行いません。

受光部ってどこ?(場所の目安)

  • 前面パネルの右下/左下あたり(運転ランプの近く)
  • 表示窓(ランプや温度表示)の中やその近傍の黒い小窓
  • 機種によってはパネル内側から見える位置に小さな窓があることも

※正確な位置は型番で取扱説明書を確認してください(無理にパネルを外さない)。

場所の特定(30秒)

  1. 型番を控える(室内機本体の銘板・リモコンのラベル)。
  2. 前面を明るくして、ランプ周辺に小さな黒い窓がないか探す。
  3. 見つからない場合は取説/公式サイトの「受光部」や「本体各部の名称」図で確認。

受光部が汚れている時のサイン

  • 近づかないと反応しない/角度にシビアになった
  • 日中(明るい時)だけ反応が悪い
  • たまに反応するが不安定

掃除のやり方(分解なし・1分)

  1. 停止し、必要なら主電源をオフ。
  2. 柔らかい乾いた布で受光部の小窓をやさしく拭く。
    指紋や皮脂汚れがある場合は、ごく軽く湿らせた布→すぐ乾拭き。
  3. 綿棒で窓のふちに溜まったホコリを除去。
  4. 周囲の装飾品・カバー・紙類など、遮りそうな物をどける。

NG:アルコール・研磨剤・強い薬剤、吹きかけスプレー、分解・パネルの無理外し、水滴を内部に入れる行為。

環境要因の見直し(反応が悪いとき)

  • 強い直射日光が当たる → カーテン・角度で回避
  • LED照明のフリッカーや間接照明が直射 → 角度や距離を変えてテスト
  • テレビや棚、観葉植物などの遮蔽物 → 受光部とリモコンの見通し線を確保

動作確認(30秒)

  1. リモコン側の赤外線発光も確認(スマホカメラで先端が光るか)
  2. 1〜3m、正面やや下から見通し線を確保して操作
  3. 改善しない場合は、本体の応急運転で動くか切り分け

よくある質問

受光部の位置がどうしても分からない
型番で取説の「本体各部の名称」を確認するのが確実です。無理にパネルを外さないでください。
アルコールで拭いてもいい?
推奨しません。表面コートを傷めたり曇りの原因になります。乾拭き→必要時のみ微湿→乾拭きで。
夜は効くのに昼は効きにくい
直射日光や強い照明が受光部に入っている可能性。角度や遮光で改善することがあります。

関連

免責事項 本記事は家庭で安全に実施できる一般的な応急確認を目的とした解説です。機種・設置環境により手順や安全基準は異なります。必ず取扱説明書やメーカー公式情報を参照のうえ、ご自身の判断と責任で実施してください。
※本サイトでは広告が表示される場合があります。
電源・操作
佐藤 蓮(さとう れん)をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました